636426 / mico
小春小春と聞いて
春を思い出している君が
春に生まれたはずの僕には
羨ましい
一万分の一の日常が
絡み合って
今の君がいるのなら
何を伝えられるのだろう
渡り鳥は
知っている
渡り鳥は
知っている
遠くに行きたい
わけじゃない
遠くまで見下ろしたい
わけじゃない
「みんな」がどこまでかなんて
大人でも答えられないものを
君に正確に教える必要は
あるかい
君も君も君も
他人事でいられないように
カウントされた
君がいる
一万分の一に
過ぎないはずの
君も僕も
ここにいるのなら
一万分の一に
過ぎないはずの
君も僕も
ここにいるのだから
♪ |
[梟] micoさんの詩の中で一番好きな詩です。
氏の曲の中では一風変わっている感じのする曲想も良いです。
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