630067 / 作詞:梟 作曲:ねことコンパス
孤独な神話目眩の季節が未だ醒めなくて
街並みはまだとても眩しい
濁った水溜りに足をまた入れて
電車の逝く音、ただ塞いでた
道行く人々は僕を睨んで
中指を立ててゆく連中ばかり
デジタルサイネージの人は
「明日の天気は雨、明日の天気は雨」
それは昔の夢だった
金属バットに砕けたガラス
虹色に光る破片が
指を引っ掻き赤垂れに
現実から少しばかり目を背いても
幸せで居られるのならそれで良い
叶うなら腐った生き方でも構わない
鳥籠の中では羽を伸ばせないのだから
〔間奏〕
高架橋のしたに暗号を描き
今日も仲間をここで待とう
そこは、誰にも踏み入れられる事のない
現実を超越した楽園なのだから
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[嵯峨山茂樹] 名作詩として推薦します。
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