527040 / かずあき
艶春の夜は
わけもわからず 涙出そうになる
暮れる通りに漂う
艶やかな花の薫り
芳醇、濃厚な夕闇
橋の下で
水の流れる音さえも
川沿いでお祭り
太鼓が鳴る
「大判焼き一つ、食べてみませんか」
尋ねられ 財布のひもをとく
一人なんだ
相も変わらず
この町の特別な彩り
そぞろ歩く風に揺れる夜桜
一人なんだ
君がいた日々
一人の春
一人なんだ
甘かった大判焼き
春の夜
妖艶な闇 華やかに
どこまでも
続いていく
川
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[かずあき] 名作歌詞として推薦しました。
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