500548 / 風丸
夢道街はとっくに暮れて
星が空を泳いでいる
時間は夜中の午後七時
雨粒一つシミになる
忙しい街を越えて
僕は思い耽けている
退屈な日々を乗り越えて
僕は夢を追っている
ふわりふわりと雲のように
空を飽和する夢の欠片
掴む手は小さく頼りないが
無限に空から降ってくる
終わらない夢は
胸の高鳴りと共に
終わらない夢は
いつかの景色と共に
終わらない夢は
未来への扉と共に
終わらない夢は
過去からの期待と共に
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[嵯峨山茂樹] 2021/03/18 推薦
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