420180 / 橙
胸に手を諦めたかの如く
空から零れ出した雨
額に刺さる冷たさに
気持ちが込み上げてきそう
泣きたくて泣きたくて 今にも気持ちは破裂しそうで
溢れ出す溢れ出す 心の蓋はもうどうにもならず
誤魔化して誤魔化して それでも意地でも隠して見せない
何の為?そんなこと 訳もわからずにだって
あーあ
雨宿りをしても
降り続ける雨を
ただ眺めるだけ
黒い雲の奥には
太陽が隠れてて
きっと存在するんだ
僕の心の中にも
どんなに辛くても
先が見えなくても
胸に手を当ててみると
感じるあたたかさ
僕は生きているよ
太陽のように
この雨が止んだ後に
さあ!笑おう
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