306500 / 無名の誰か
ねごと昨日と同じ朝が僕を包む
悲しい程灰色の空を恨む
流れるように日々が過ぎ
なのにそれ以上に気は重い
誰か 変えておくれよ 毎日を
寝言でしか 喚けないこと
君にすら 聞かれてたまるかと
思い寝れば また夢を見る
不思議なくらい 幸せな夢を
身を投げたいわけじゃない
そんな勇気すらわいてこない
ただ繰り返しな事ばかりに
嫌気がさしてきただけ
どうか 消えておくれよ 情けなさ
寝言ですら 喚けないこと
自分にすら 本音を吐けないと
嘆き寝れば また夢を見る
不思議なくらい 楽しむ僕を
物事の白黒に 悩むなら
その中間に 飛びつきゃいい
立ち止まり 全部悪い方に
行くほど僕は 弱くないよと
寝言でもいい 叫んでほしい
君になら 分かるだろう
寝るだけじゃ 来ることもない
不思議な不思議な 明日があること
寝言でもいい ささやかでもいい
どんな言葉でも 笑顔でもいい
見えたなら 迷わないで
今すぐ夢から 起きよう
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