303598 / 無名の誰か
裏切られても不意に誰かが言っていた
金言の切れ端に惹かれ
心の中の何かが
吹っ切れても嘆かない
これほど小さくて脆い
いつか降る雨粒の
水たまりに紛れ
消えてなくなりそう
失ってはいけないと
自分でわかる事
そんな物どこにある
君が消え去り僕を笑い
太陽に裏切られても
信じられる思いを一つ
今のうちに作っておこう
藁にもすがる気持ちで
どこか惚れてた言葉よ
所詮他人の人生
いつまで拝むつもりなの
ずっと眠り続けて
目を覚ました時には
何が変わっているのか
全く分からない
簡単に手放して
またもや触れたくなる
人生そんなのばかりで
君が消え去り僕を笑い
太陽に裏切られても
信じられる思いを一つ
今のうちに作っておこう
一夜漬けででっちあげ
その場しのぎの情熱に
翻弄されているのにも
気付かずには終わらない
酷くやつれて疲れて
投げ出したくなっても
色褪せた喜びを持って
輝こうとすること
それが決意だろう
君が消え去り僕を笑い
太陽に裏切られても
信じられる思いを一つ
今のうちに作っておこう
誰かが泣き叫び
描いた絵が消えても
悲しみにはくれない
自分の中で光れ
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