289882 / zAsso
フリーター挽歌降り続く雨 ふと思い出す
嵐のように過ぎ去った日々
葛藤の末、出した結論は
当たりでもあり外れでもある
一緒にバカやった仲間たちは
現実世界へと羽ばたいた
時々、酒飲みに集まれば
僕だけフリーター 募る虚無感
束縛を忌み、自由を求め
自由を得れば、未来を憂う
思い通りに飛べないのは
まるで籠の中の鳥のようで
【間奏】
それはモラトリアムと呼ばれ
充電期間と意訳された
春と夏を繋ぐ梅雨のように
花粉も涙も流していた
灼熱の太陽から逃げた
僕は臆病者かもしれない
薄暗い月明かりに照らされて
今はただ歌を詠み続ける
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