279328 / 清流さん
ヒーローになりたかった少年子供のころに見ていたテレビ
ある時は仮面を被ったヒーロー
が怪人を一人で倒しある時は
5人のヒーローが協力して戦ってた
それは正に僕にとってのあこがれだった
あんな風になりたいそう心から思った
しかし現実は周りから虐められて
むしろヒーローを待たなくてはいけなかった
気が付けば学生時代みんな楽しく過ごしてる
なのに僕は変わらずにまだヒーローになりたかった
いつまでそんなのに憧れているのか
ひそかに思う自分もいた
辛い日々を送ってたある日
それは突然やってきた
耳にする絶望の報せ
それを聞いた瞬間僕の全てが壊れた
大切な人を失った
この世にヒーローはいないのか
僕やみんなを守ってくれる
ヒーローはいないのか
考えて考えた結果
この世にヒーローはいないと分かった
だからこそ
僕がヒーローになる
悲しみと怒りがはびこるこの世の中
ヒーローが必要だ
だったら私がヒーローになろう
みんなを護れるヒーローになろう
誰にも大切な人を失わさせない
誰にも嫌な思いはさせたくない
英雄を待ち望んでるこの世の中
私がヒーローになって助けよう
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